8月14日
展示内容に変更があるとのことで、早速観に行ってきた。
急遽、こしらえたパネル版が撤去されている。
そして、ナレーションの最後の部分である、
「謂われなく殺された人々は少なくとも6600人を上回る」
が、うまくフェードアウトされて消えている。
問題にしていた6600人という虐殺数のナレーションはなくなりました。
そして、虐殺数を述べていないので、パネル版も必要がなくなったわけである。
担当と話をした要点を以下に述べる。
関東大震災の展示について、偏っていたと認識している。
現在見直し中であり、復興についての展示も検討中である。
現在の関東大震災の展示自体を作り変える。
但し、技術的、予算等、組織上の関係で時間がかかる。
他の指摘された部分についても会議等で検討している。
国立という立場を考えると、予算を組み施行するまでは時間がかかるはずだ。
そして、我々と話し合いの場を持って、1ヶ月の間に2回も変更をした事実を
考えるに、真摯に受け止めてくれているのが判る。
歴博関係者には感謝である。
国立(お役所)ということを考えると、早いくらいである。
年度換えぐらいには、なんとかなるだろうとのことである。
粛々と進んでいるようなので、当会としては2ヶ月に1回ぐらいのペースで
歴博を訪れ進行状況を聞こうと思う。
そのときには、当ブログで報告をしたいと思っている。
また、最初にこの問題を取り上げた上田さんとも電話で話しをし、了解を得ました。
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