【朝鮮学校補助金支出見送り】
千葉県総務部長「健全性疑われる」県議会で説明
2011.2.22 23:22
朝鮮学校に全国の地方自治体が補助金を出していた問題で、来年度予算案に計上を見送った千葉県の小宮大一郎総務部長は22日の県議会一般質問で、支給先の「千葉朝鮮初中級学校」の学校財産が仮差し押さえを受けている点などを指摘した上で、「健全性が疑われる状況にある」と見送った理由を説明した。木下敬二議員(自民)の質問に答えた。
千葉朝鮮初中級学校(千葉市花見川区)に対する補助金支出見送りにあたり、小宮総務部長は、同校の校地校舎が仮差し押さえを受けていることが判明したと説明。「事実関係について現在調査中だが、学校法人経営の健全性が疑われる状況で、予算計上を見送った」と答えた。今後の補助金支出については、国や他の自治体の動向などを踏まえ、判断するとした。
同校は、破綻した朝銀信用組合の不良債権を引き継ぎ回収を進めている整理回収機構(RCC)から仮差し押さえの保全措置を受けている。
木下議員は、北朝鮮問題についても質問。答弁に立った森田健作知事は「国家的犯罪である拉致問題について、北朝鮮による拉致は決して許すことのできない悪質な犯罪だ」と、怒りをあらわにした。この中で、森田知事は、県内にも拉致の疑いを否定できない特定失踪者が多くいるとし、特定失踪者家族との面会をはじめ、北朝鮮に向けて情報発信する短波放送「しおかぜ」でのメッセージなど、これまでの活動について説明した。
森田知事は「家族は拉致被害者の帰国を一日千秋の思いで待ち望んでいる。国は一刻も早く拉致問題を解決して欲しい。拉致被害者救出のために、県民とともに取り組みたい」と決意を述べた。
☆旧ブログ紹介
朝鮮学校への助成金を絶つ!千風の会
人気blogランキングへ←がんばれ、千葉県